風が爽やかに感じられる季節になりました。
いかがお過ごしですか?
参議院議員の齊藤健一郎です。
さて、私はライドシェア解禁を目指して取り組んでいます。
この取り組みの背景には、私が主催するアドベンチャーレースの開催地である
北海道ニセコ町で発生したタクシードライバーの事故死が関係しています。
外国人観光客の多いニセコではタクシーが圧倒的に不足していて
長時間労働による(ニセコではそのまま新千歳まで行きたがる乗客も多い)
健康状態の悪化も深刻化しています。
正直なところ、末端野党の新人議員である私は
道路運送法を直接改正する力は持っていません。
ですが私には「皆さんとの距離が近い」という強みがあります。
SNSなどを通じて、皆さんからの賛否の意見を直接お聞きしています。
皆様のご意見を参考にし、行政からのレクチャーを受ける中で感じるのは
国交省の皆さんもライトシェアの有用性を一定程度理解しているということです。
その中でも特に印象に残るのは、自家用有償旅客運送制度です。
この制度は、交通交通がが困難な一部地域(交通空白地)において
市町村やNPO法人等が、地域の住民や観光客の運送を行う制度です。
各自治体で実装例がありますが、中には数キロメートルの移動が
たったの100円でできるような「政治家の票集めのためか?」とも
思える運用のものもあります。
※現在、自家用有償旅客運送は実費程度までの利用者費用負担が認められています
今後、制度を設計していく上では
持続可能性や一般の方々が参入しやすい仕組みを検討することが重要です。
また、私の考えでは、システムの運用コスト、利用者の自由度
そしてドライバーの参入意欲を高めるために
ライドシェアはタクシーと同等か、若干割高な価格設定が適していると考えています。
この点について、国交省の方々とも認識を共有しています。
さらに、日本での導入に際しては、Uberなどの海外サービスの輸入ではなく
日本独自のアプリサービスも必要です。
いま日本は、多くの面で海外(特にアメリカ)に依存しており
この状況は変えていかなければなりません。
菅前総理大臣や現デジタル大臣の河野氏など
自民党の有力議員たちもライドシェア解禁に前向きな発言をしています。
皆様もさまざまな意見をお持ちかと思いますので
ぜひ齊藤にお知らせください。
議員の立場から、皆様のメッセージを直接行政に伝えてまいります。
レクの内容は、動画で発信していますのでお時間ありましたらご覧ください。
◆ 個人タクシーを80歳まで容認する国交省の過疎地の交通確保対策は妥当?【国交省レク報告 その1】
https://youtu.be/s4XnIojkprU?si=KVTp4w_KCw_8G11i
◆ ライドシェア解禁をめぐる二種免許と自家用有償旅客運送について【国交省レク報告 その2 前編】
https://youtu.be/0of_nhZIvDY?si=n8vU5aXGalAhkip8
◆ 一時減ったタクシー運転手は増やすべき?【国交省レク報告 その2 後半】
https://youtu.be/VNmmDA_Ud7M?si=FDh89Mt0xpKXl3pQ